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目次
【現役MRが保証】薬学生がMRを目指すべき3つの理由(2021年版)
こんにちは、keitoです。
今日は、これから就活をする、もしくは既に就活中の薬学生の方に向けて
「MRを目指すべき3つの理由」について紹介します。
『薬剤師になろうと思い薬学部へ入ったが、就活を前にして、このまま薬剤師になって良いのか迷っている…』
『将来MRになりたい! でも周りはみんな薬剤師になるみたいで、なんだか不安になってきた…』
ボク自身も薬学部出身であり、
現在は国内大手の製薬会社MRとして働いていますが、
就活当時はこういった不安がありました。
もし同じように感じているのであれば、この記事が役に立つと思います!
【この記事で得られるメリット】
・薬学生がMRを選択肢として検討することの合理性が理解できる
・2021年コロナ禍におけるMRの仕事内容の変化と、それに対する薬学生のメリットを知ることが出来る
それでは、本題に入っていきましょう!
薬学生がMRを目指すべき3つの理由(2021年版)
①高給である(薬剤師との比較)
②MRの仕事内容が変化してきている
③様々なスキルが身につく
一つずつ解説していきます。
聞き流し動画の場合はこちら
薬学生がMRを目指すべき理由① 高給である(薬剤師との比較)
さっそく金銭的なお話です。
年収比較(薬剤師vs製薬会社MR)
■薬剤師 550万円 *参考「平成30年賃金構造基本統計調査」
管理薬剤師になる
認定資格を取り補助をもらうなど
これ以上に給料を伸ばす手段もあるようですね ^^
■MR 700万円
ちなみに大手の製薬会社の場合はもっともらえます。
30代で900万円くらいはいくでしょうか。
給料でみると、薬剤師はサラリーマンの平均年収より少し多いくらいですが、
高給取りといった感じではありません。
一方で、MRの給料は2021年現在も、相変わらずかなり高いです。
ボク自身はコロナ禍においてもボーナスカットなどの減給事例は経験していません。
*あくまでも単純な金額比較なので、MRの職業として優れているとか言いたいわけではありません。
具体的な仕事の内容については、これからご紹介しています。
どちらかというとそっちの方が重要だと思っています。
薬学生がMRを目指すべき理由② MRの仕事内容が変化してきている
昔ながらのMRのイメージってこんな感じでしょうか?
・接待で毎晩飲み歩く
・週末は接待ゴルフ
・お医者さんのプライベートな用事を手伝う
安心してください!
ボクは入社以来一度もこんな事をしたことはありません ^^
もしこういった古くからのイメージで真実ではありません。
こういった現実も薬学生の方へMRを自信を持ってお勧めできる理由です。
ただし、最もお伝えしたいポイントはここから!!
コロナ禍におけるMRの仕事内容の変化です。
オンラインで医師に対し薬剤の特性を紹介する、治療方針についてディスカッションを行う
といった面談スタイルが急速に浸透しました。
特に大学病院や大病院を担当するMRは
施設へ直接訪問する機会は非常に限られてきています。
こういった病院は
コロナ患者を受け入れていたり、
重症患者を診ていたりするので、
外部からの訪問者をできるだけ減らして
感染リスクを下げたいと考えるのは自然ですよね。
上記のように仕事内容が変化することで、
薬学部出身の専門知識が大いに発揮できるようになってきました!
わざわざ事前に時間を設定しオンラインで繋ぐわけですから
雑談や「○○という薬、使ってください」みたいな
意味のない会話だけでは通用しません。
エビデンスベースでしっかりと有益な情報提供をする必要性が高まったのです。
現在、各製薬会社はMRの数を減らす方向で動いています。
しかし、こういった事情を踏まえると
もともと知識量が多い薬学出身者はMRとして
生き残っていける!
活躍していける!
そのように感じています。
逆に更なるMRの地位向上のためには良い傾向なのではないかな
こんな風に感じています。
薬学生がMRを目指すべき理由③ 様々なスキルが身につく
製薬会社で働くと様々なスキルが得られます。
少なくともMRとして働くと得られるスキルは以下のような感じです。
・コミュニケーションスキル
将来的にMRから薬剤師に転職した際にも役立つ。
患者さんとのやり取り、医師へ疑義紹介するときに。
・プレゼンスキル
MRをしていると日常的に最も鍛えられるスキル。
薬剤師に転身した際は、患者さんへの説明をするとき、学会発表の時に役立つ
・ITスキル
最近は医師向けの講演会は全てオンライン。
また会社もどんどん新しいITツールを導入していきます。
ITスキルは今後どこにいって働くうえでも必須!
将来的に薬剤師をやるとき時にも役立つスキルが多いですね。
さらに、もし営業以外の部署へ異動すれば
研修をタダで受けられて、さらにスキルアップできる可能性が広がります ^^
優秀な薬学生の方のキャリアプランの一つとして
社会人としての第1ステップを
MRで始めてみるのはいかがでしょうか。
MRのデメリットも紹介します
たったひとつ絶対に押さえておくべきMRのデメリットがあります。
それは「転勤」があることです。
家族の事情や価値観などで
どうしても一つの場所に留まりたいなら
MRはやめておいた方が良いと思います。
*結婚や介護など、一つの場所に留まる理由ができてしまったら、
MR⇒薬剤師へ転職するのもアリですね。
最後に まとめです
以上のように、現在2021年8月現在でも
MRは薬学生の方へ自信をもってオススメできる仕事です。
まとめるとこんな感じです。
①高給である(薬剤師との比較)
薬剤師に比べ年間150万円多く給料をもらえる。
大手の製薬企業だともっと高給です。
②MRの仕事内容が変化してきている
接待は無くなり、専門知識で勝負できるように。
今後は少数精鋭化が進む ^^
③様々なスキルが身につく
薬や疾患に関する知識以外にも様々な知識を学んで実践できる
もし今回の内容が
就職先で迷っている薬学生の方や
「MR目指したいけど大丈夫かな」と感じている薬学生の方の
お役に立てれば幸いです。
もし「MRを目指そう」を思えたのであれば、自信を持って進んでください。
製薬企業には薬学部の多くの先輩が楽しく働いていますよ ^^)
就活をする前に
をまとめていますので、よかったらご覧ください。
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました!!
一緒に頑張っていきましょう!