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『この3社、密かに買い増ししたい』 上昇気流に乗ってる医薬品株

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今回はノーベル賞を獲った技術(RNA干渉)で画期的新薬を開発するパイオニア企業を取り上げます。

すでに爆伸びの兆候がでており、最新決算で総利益は6.6億ドル(前年比207%!!) 。

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『この3社、密かに買い増ししたい』 上昇気流に乗ってる医薬品株

こんにちは、けいとです。

今日もこつこつと資産形成のヒントを探していきましょう。

  

本日のテーマは、

『これから上向き。密かに買い増ししたい医薬品株3選』

8月に公表された決算を基に、

ポジティブな要素が多くて、これから伸びる3社をピックアップしてご紹介。

  

  

ツムラ 利益2.3倍で大増配  

まず1社目がツムラ。

2024年、一気に51円増配の大盤振る舞い!

利回りは、現在で2%台。

予想通りに増配すれば3%台半ばへ!

こういう分析をするにに役立つのが『moomoo証券アプリ』です。 

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ツムラ、肝心の業績は「絶好調そのもの」。

  

とくに国内で医療用漢方の売上が爆増(前年+22%)。

営業利益+126%なので、前年比で約2.3倍。

製薬会社は「国内で苦戦、海外で伸長」のパターンが多いですが、

なぜかツムラはその逆。

  

その理由は、国内の薬価制度における追い風を受けてるから。

具体的にいうと『不採算品再算定』という制度で

この恩恵でツムラの薬は24%も値上げに!!

このルール、初めて聞かれたかたも多いかもですが、、

ざっくりいうと、

「値段が安くなりすぎて採算が合わない薬」の値段を上げてくれる!というもの。

基本的に、薬価は発売してから年々下がっていくルール。

ツムラの”昔ながらの漢方” って、

めっちゃ値段安いものが多いんです。

  

なかには、採算が合わないような薬もあるみたいで、

国が救済措置として値上げしてくれるわけですね。

  

ツムラの薬の値段は24%ほど上昇するとのこと。

この改定はインパクト特大です。    

  

  

エーザイ 中長期でのポジティブ要素が3つ

2社目がエーザイ。

株価は先日の暴落で一旦落ち込んでから、まだ元の水準にも戻っておらず(8/18時点)。

ヤフーファイナンスより

  

8月の決算では、以下3つポジティブな要素が。

①レケンビの売上。一応順調に伸びている

②レンビマ延命しそうな感じ

③秘密兵器 新規アルツハイマー薬「E2814」の開発順調

  

ひとつずつカンタンに見ていきましょう。   

  

①レケンビの売上。一応順調に伸びている

2030年に売上1兆円を目指す、超大型新薬のレケンビ(アルツハイマー薬)。

前回決算から売上は2,2倍に。

このままのペースで伸びれば、今期目標の565億円には手が届きそうとのこと。

  

②レンビマ延命しそうな感じ

エーザイのトップセールス商品「レンビマ(抗がん剤)」

売上 2,980億円  (総売上の40%を占める)

  

このレンビマ、特許切れがいつになるのか?

有効期限は「35年8月」までとの説がありますが、確定情報がありません。

ただ、前々回の決算時にこういった記載が。

  

「重要な前進」があったとのこと。

特許に関することなので、ハッキリした情報を提示してくれることはないですが、

一応、レンビマ延命に向けてポジティブには動いていそうですね。  

  

③秘密兵器 新規アルツハイマー薬「E2814」の開発順調  

またもやアルツハイマー薬。

ですが、レケンビとは違ったタイプ、かつ大型化が期待されてる薬。

  

レケンビと併用して使うための臨床試験が実施中。

フェーズⅡ/Ⅲとのこと。

発売は2030年ごろの見込みで、ちょっと先ですが

順調に準備は進んでいるようです。

  

  

というわけで、こういったポジティブ要素があるエーザイ。

①レケンビの売上。一応順調に伸びている

②レンビマ延命しそうな感じ

③秘密兵器 新規アルツハイマー薬「E2814」の開発順調

  

すぐに売上爆増っていう要因ではないですが、

中長期的に期待できそうですね~

  

  

大塚ホールディングス 新薬の手数は業界トップクラス!  

3社目が大塚ホールディングス。

  

大塚HDの凄いところ。

それは『新薬の手数が豊富すぎる』

  

こちらが今後の売上収益プラン。

  

「コア2」と呼ばれる今の稼ぎ頭に加えて次世代の「ネクスト8」

2028年、あわせて10製品で売上を伸ばしていく見込み。

  

  

さらに、2023年から2028年の売上推移の内訳。

特許切れの影響で3,100億円のマイナスがある一方、

2,900億円のプラスを生み出す。

その原動力が、さっきの10コの薬ってわけですね!  

  

とくに、この10コの薬のなかで最重要なのがレキサルティ。

今決算でも、その好調は健在。

去年の「アルツハイマー病に伴う行動障害」適応拡大がインパクト大きく、

売上30%アップへ上方修正。

レキサルティは今年も大きな適応拡大を控えてるので、来年さらに伸びが期待できそう。  

アメリカで20年以上ぶりとなる、PTSD(心的外傷後ストレス障害)薬として適応追加へ。

承認可否は、来年2月8日までに決まるとのこと。

  

認められればレキサルティにとって大きな追い風になりそうですね。

  

   

というわけで、本日の内容は以上です。

YouTube動画では更に詳しく解説しています。

  

  

それでは、引き続きコツコツと医薬品株へ波乗りして自由な人生を築いていきましょう。

    

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