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目次
急騰サイン。株価飛躍の4大イベントとは?【医薬品株トピック】
本日のテーマは
「2024年末、株価を飛躍させる4大イベント」
結論はこちら。
・塩野義製薬(4507)新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」の海外展開 期待度★☆☆☆☆
FDA迅速審査指定 2024年冬の承認
・住友化学(4005)唯一の希望『再生細胞医薬』の新薬 期待度★★☆☆☆
「年度内になにがなんでも承認」※2024年度中に発売の可能性も
・大塚ホールティングス(4578)大黒柱レキサルティの拡大! 期待度★★★☆☆
FDA承認期限: 2025年2月8日
・第一三共(4568)得意の抗がん剤。新旧エースにポジティブ材料 期待度★★★★☆
現エース「エンハーツ」適応拡大審査目標:2025年2月1日
次世代エース「ダトポタマブデルクステカン」FDA承認期限:2024年12月20日
結論は以上です。
詳しく知りたいかたはこのまま読み進めてください!
動画のほうが良い方はこちらから。
塩野義製薬(4507)新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」の海外展開 期待度★☆☆☆☆
FDA迅速審査指定 2024年冬の承認
利益率も高く、業績好調の塩野義。
2024年度、13期連続の増配予定。
すでに好調の塩野義、
さらに新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」で攻勢をかけます。
このゾコーバ、日本だとすでに普及しちゃった感じですが、海外展開はこれから。
というわけで、まずはアメリカから。
ゾコーバはアメリカの食品医薬品局(FDA)から迅速審査指定を受けていて、
早ければ2024年冬 アメリカで承認の可能性も。
今後の新たな売上の柱として期待されます。
無事承認されれば株価上昇でしょうか。
とはいえ、最新の臨床試験では
肝心の効果がイマイチ。。
(メインの有効性で有意差なし、サブ項目では効果がでてるが・・)
現在、この結果をもとに当局と審議中のようですが、やや難航しそう。
また、アメリカ以外でのグローバル展開も2024年度は「準備中」とのこと。
状況的には、2024年の冬に間に合わせるのは、かなり厳しくなってきたようですね。
というわけで、期待度★☆☆☆☆の塩野義でした。
住友化学(4005)唯一の希望『再生細胞医薬』の新薬 期待度★★☆☆☆
「年度内になにがなんでも承認」※2024年度中に発売の可能性も
つづいて、赤字から復活を目指す住友化学。
医薬部門のなかで唯一?期待できる『再生細胞医薬』。
売上の柱として期待されてて、目標は「2032年に1,000億円以上」。
わりと開発はうまくいっており、上層部からは
「何がなんでも2024年度内に承認取得する」とコメントがでるくらい。
最近の決算では「2024年度中に発売」との情報もでてきており、
もしかすると、年末あたりの承認もあり得るかも。
(おそらく正式承認ではなく、条件付きの仮承認となるはず)
住友化学の復活のキーマンのひとつなので注目ですね。
というわけで、そこそこ期待できそうな住友化学でした。
大塚ホールティングス(4578)大黒柱レキサルティの拡大! 期待度★★★☆☆
FDA承認期限: 2025年2月8日
つづいて、大塚ホールディングス。
2024年、好調具合がさらに加速中。
好調の要因のひとつが、自社品「レキサルティ(抗精神病薬)」の伸長。
2023年に「アルツハイマー病に伴う行動障害」に適応拡大。
2024年は、その影響がインパクト大です。
そんなレキサルティにさらなる追い風!
アメリカで20年以上ぶりとなるPTSD(心的外傷後ストレス障害)の薬としての適応拡大へ。
FDAの審議目標は2025年2月8日。
もしかしたら、年末ではなく年明けになるかもですが、
20年以上ぶりのPTSD新薬ということで話題性はありそう!
というわけで、期待度★★★☆☆の大塚ホールディングスです。
第一三共(4568)得意の抗がん剤。新旧エースにポジティブ材料 期待度★★★★☆
-現エース「エンハーツ」適応拡大審査目標:2025年2月1日
-次世代エース「ダトポタマブデルクステカン」FDA承認期限:2024年12月20日
最後は第一三共。
まずは現エースの抗がん剤「エンハーツ」から。
すでにグローバルで5,000億円を稼ぐという、とんでもない状況。
そんなエンハーツ、年末年始にかけて大きなイベントが。
「乳がん」での適応。すでに日本、欧米で当局への申請が完了。
米FDAからは”画期的新薬指定”を受けており、審査終了目標は2025年2月1日と公表されています。
この適応拡大、着実な売上アップにつながると想定されます。
さらにエンハーツにつづき、次世代エース「ダトポタマブデルクステカン」にも新たなイベントが。
いよいよ、承認そして発売が近づいてきました。
しかし2024年9月、最新の試験結果では期待通りの結果が出ず。。
やや心配された次世代エースではありますが。
とはいえ、試験結果の一部項目では良く効いてる項目もあるので、
海外ジャーナリストの見立てでは、
「FDA承認の可能性は“依然として高い”」
運命の審査期限は2024年12月20日に迫ってきました!
というわけで、年末年始にかけて新旧エースに大きなイベントが迫る第一三共を期待度★★★★☆としました!
まとめ
2024年末にかけての 株価飛躍 4大イベントとは?【医薬品株トピック】
・塩野義製薬(4507)新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」の海外展開
期待度:
FDA迅速審査指定 2024年冬の承認
・住友化学(4005)唯一の希望『再生細胞医薬』の新薬
期待度:
「年度内になにがなんでも承認」※2024年度中に発売の可能性も
・大塚ホールティングス(4578)大黒柱レキサルティの拡大!
期待度:
FDA承認期限: 2025年2月8日
・第一三共(4568)得意の抗がん剤。新旧エースにポジティブ材料
期待度
現エース「エンハーツ」適応拡大審査目標:2025年2月1日
次世代エース「ダトポタマブデルクステカン」FDA承認期限:2024年12月20日
動画で詳しくみたい!という方はこちらからどうぞ。