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目次
低学歴だと難しい!?【製薬会社MRの就活】学歴フィルターについて
☑MRって高学歴の人しかいないの?
☑製薬会社って学歴フィルターってあるの?
就活生の方にとっては気になる内容ですよね。
というわけで、今回はこういった内容です。
【本日の内容】
▼製薬会社MRと学歴について
①学歴フィルターってあるの??
②低学歴の人の作戦
③高学歴の人の作戦
現役MR目線で解説していきます!
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製薬会社MRの就活 学歴フィルターってあるの??
製薬会社MRの就活で学歴フィルターってあるの??
当然あると思う!
ただし、めちゃくちゃな高学歴は当然必要ないです。
ふつうに考えて、50人の募集に対して10万人応募がきたら
10万人もグループ面接やグループディスカッションやってられない。
だから、どこかでフィルターかけないとだめですよね。
採用側のリソース(時間やお金)の問題です。
製薬会社の学歴について ボク自身の例を紹介!
これだけだと参考にならないと思うので・・
ここから、ボクの会社の例で具体的に現実を紹介します
・内資系大手
・就活でそこそこ人気
*別に自慢したいわけではなく少しでも参考になれば。
▼当時の選考の状況は?
応募人数:2万人以上
採用人数:100人くらい
⇒採用確率は200人に一人(ぎゃくにいうと199人落とさないといけない)
採用担当者の人数や時間も限られるので
199人もしっかり判断して落とすのはムリ!
こう考えると
学歴でフィルターをしないと、採用側が人を絞り切れない!
これが現実ではないでしょうか。
そして、次に同期の学歴のレベル感です。
▼MR内定者のレベル感
・MARCH/関関同立が多い
・次に早稲田や上智
・もちろん地方の国立大学(非薬学系も含めて)
コレを見て「自分に無理!」って思う人も、もしかしたらいるかもですが
でも、こういったそれなりの名門大学の人たちは
就活に対して熱心で、しっかりした準備をしてます。
なので、就活を勝ち抜く可能性が高いはず。
なので、学歴がいいから受かるのか?就活がんばってるから受かるのか??どちらの理由もあてはまると思います。
実際に上記のような面門大学出身じゃないひとも何人もいますよ。
そして、ボク自身のケースですが
地方の田舎の国立大薬学部の出身。
⇒このくらいで「賢いんだね~」って社交辞令で言ってもらえるレベルです
ちなみに、学歴がちょっと上位くらすであっても、当然ですが就活で落ちることはいくらでもあります。
ボクの友人(地方 国立大学薬学部)でMR志望での就活していて、大手は全て落ちていましたからねw
どんだけ適当にエントリーシート書いてたか分かりませんが、
薬学卒でも適当にやっちゃうとダメなときはダメ。
最終的にその友人は内資系の準大手クラスに入社していましたね。
結局、学歴が多少よかろうと悪かろうと、エントリーシート(ES)をしっかり準備して作らないと落ちます。
ES対策は就活ノートを活用すれば、かなりラクになります。タダで使えるわりに、クオリティの高い”反則レベルの合格ES”が見れるので、学歴を気にするよりも、こういったツールを活用するほうがオトクですよ。
製薬会社 学歴について これからはもっと厳しくなる?
これからMRの数自体が減るにしたがって
高学歴な人しか入社できなくなるの?
ここまで見ていただいた大学生とか高校生のかたは
こういった将来の不安もありますよね。
もちろん将来の話はボクも何とも言えないんですが。
とはいえ、じっさいに働いて思うのは
これからのMRにも求められるのは
学歴ではなくて、このあたり↓
▼これからのMRに求められるもの
・挑戦できること
・行動力
・周りと連携できる力
・ちゃんと学習できる継続力
ここを就活でアピールできればOKなはずです。
もちろん、がんばって就活する必要はありますが
今後も「高学歴な人じゃないと入れない」
みたいな状況にはならないと思います。
製薬会社で生き抜く! 低学歴の人の作戦
ここからは製薬会社に入社して生き抜いていくための作戦をかんがえていきましょう。
まずは低学歴の人の作戦です。
まず第一に
就活のときは、かなりしっかりと『自己分析』すべきです。
なぜなら、薬学生や意識の高い高学歴の学生に対し
経験や知識という意味でアピールできる点が少ないから。
▼自己分析の流れは、この2ステップ
ステップ① :まずは『自分がどんな人間なのか?』を振り返る
自分で振り返るのが難しい場合はキャリアチケットスカウト
こういったツールを使うと便利です。
自分の考えや価値観を選択すると分析結果を教えてくれます
ステップ②: 自分の特徴をアピールできそうな『経験』がないか、振り返る
じっさいに面接でしゃべるエピソードを探しましょう!
自分がどんな人間なのか、これが伝わるエピソードがベストです。
『経験』を振り返る時のポイントとしては
立場の違う人と何かを物事を進めた経験=社会人的な経験
これをいかに見つけられるかどうか。
特にボクは薬学部出身者として就活をしていて感じたんですが
理系の学生は研究室に入って先輩や講師(先生)と一緒に実験進めます。
立場の違う人と連携して物事を進める経験があります。
これがアピールできます。
たまに外国人の留学生とかいたりしますからね。
低学歴の人はそこを補う対策として、
自分の経験(特に立場の違う人と何かを物事を進めた経験=社会人的な経験)
これが自分のなかに無いか、しっかり棚卸しておく必要があります。
もし書類選考で落ちるなら・・
とはいっても、それでも大手や準大手だと、書類選考で落ちてしまう・・
それなら、まずは大手を一旦あきらめて
どこでもいいのでMRとして働き始めればOKです。
そこで、成果をあげて経験が身につけば、次は大手へ転職が可能になります。
そして、転職で重視されるのは学歴ではなく「MRとして何を成し遂げたか?」です。
転職が成功すれば、自然と学歴への不安も消えますよ。
入社したら・・
入社したら早めに専門性の高いMR、特に癌領域のMRを目指しましょう。
実践での専門性が身につけば転職市場での価値も高まるし
会社の中でも生き残っていきやすくなりますよ。
そして、専門知識が身につけば、学歴による劣等感みたいなものはなくなります。
ボクの周りにも文系で癌の専門MRをやっている人はたくさんいます。
そして、そこで詳しくなれば別の社員に教える立場になれるし、薬学出身者に教えている場面だって日常的です。
というよりも、いちいち文系出身者か、薬学出身者かどうかって働いているとほぼ意識しないんですよね。
製薬会社で生き抜く! 高学歴の人の作戦
高学歴者のメリット『選択肢が広い!』
入社してからMRを続けるもの選択肢ですが
MR以外にも幅広い選択肢をもてるかもしれません。
入社してMRを数年やってから職種を変えるっていう話ですね。
もちろんMRを突き詰めてもいいんですが
実際に働いてみて違うところに興味がでることもありますよね。
このあたり、選択肢が広いっていうのは
勉強がんばってきたメリットとして、しっかり恩恵を受けるべきです。
こういった話をしている背景は『社内でのリクルーティング制度がしっかりしてきているから』
いわゆる社内転職ですね。
実際に働いていて、こうった制度が充実してきてると感じますし
会社も力を入れてます。
社内リクルーティング制度って?
・空きがでた職種を社内公募する
・MRから目指せる職種だと
*開発職
*MSL(メディカルサイエンスリエゾン)など
・こういった応募要件を満たすのに高学歴/薬学卒が有利(というか必須!)
高学歴であることが、社内リクルーティングの制度上、有利になります。
MRってあんまり学歴求められないので、ここで学歴パワーを発揮できるって嬉しいんじゃないでしょうか?
もしあなたが地方有名大学(薬学部)出身だったら・・・
もしあなたが地方有名大学(薬学部)出身なら
『地域限定MR』もおすすめです。
希望エリアで地域密着型MRとして活躍できる制度です。
都会エリアは希望できないですが、東北とか九州、四国などが対象です。
出典:イーライリリーHPより
製薬会社側としては
たとえば、東北大学の優秀な学生さんに入社してほしい。
でも、東北の人は東北に思い入れがあって、なかなか全国転勤のMRを希望してくれない。
そこで、用意しているのがこういった制度です。
これなら、営業先の薬剤師さんに、同じ大学の人も多いだろうから
かなり営業面でも有利に働くと思われます。
有名大学の人ほど、大学に対して思い入れがありますからね。
卒業生同士だと、話も盛り上がるはず。
出身大学を営業に活かす!という視点で働くならアリなケースですね。
まとめ
・MRの就活でも学歴フィルターは多少は存在する
競争である以上はしかたがない。採用側の労力や時間の制限もあります
・超高学歴は必要なし!
MARCHや関関同立くらいが一番多い層という感じです。
・低学歴の人は中堅企業でも良いのでまずMRとして働こう!
出来るだけ早く専門性を身につける(特に癌領域)⇒そして大手へ転職
・高学歴の人は、MR以外の選択肢も広がる
社内リクルーティング制度のおかげで、高学歴を活かすチャンスが訪れるはず