※記事内には広告が含まれています
目次
【製薬会社 どこがいい?】 おすすめの外資系 製薬会社ランキング ※ダントツ1位はノバルティス
今日はMR志望の就活生で
こういった悩みのある方へ向けた記事です。
☑外資系企業に興味ある! けど、名前聞いたことない会社ばっかだし大丈夫かな?
☑どの会社がいいのか分からないから、サクッとおすすめの会社を教えて!
【本日の内容】
『外資系の製薬会社』のおすすめトップ3! 2021年度版
現役MR視点でポイント解説していきます!
さっそく結論からです。
現役MRおすすめ!外資系製薬会社 トップ3
第1位 ノバルティス
第2位 ブリストル
第3位 イーライリリー
☝動画はこちらです
それでは、3位のイーライリリーから解説していきます。
製薬会社 どこがいい? 第3位はイーライリリー
第 3位 イーライリリー
【イーライリリーの良いところ】
・現在の薬がしっかりしてる
・将来性もまずまず
・勤務地選択制度
まずは現在扱っている薬剤が良いという点です。
MRとして現場で働いていると「かなり存在感のある良い薬持ってるなぁ~」という印象。
現場で競合他社としてみると、かなり敵にしたくない会社ですね。
◆イーライリリーの主力製品
「サインバルタ」抗うつ薬 全医薬品中11位 640億円!
「サイラムザ」抗がん剤 全医薬品中12位 520億円!
「オルミエント」抗リウマチ薬 新型コロナ適応追加
「フォルテオ」骨粗鬆症治療薬
「トルリシティ」糖尿病治療薬
「ジャディアンス」糖尿病治療薬
トップ20位に入る製品を2つも持っています。
なんだ11位か~って思うかもですが
すべての医療用医薬品のなかでのランキングなのでかなり凄いことです。
こんな感じで現時点での薬の状況もいい感じです。
それと、将来性も『まずまず』
まず一つ目がアルツハイマー治療薬『ドナネマブ』
この分野だといま話題なのがエーザイ期待「アデュヘルム」です。
これはエーザイの社運がかかっているアルツハイマーの分野の薬になります。
スゴイのが、イーライリリーのドナネマブはアデュヘルムとの直接比較試験を計画しているということ。
まさか新薬「アデュヘルム」に勝とうとしてる!?
こういうのって普通は昔からある標準的な治療法に対して、新しい薬が勝ちましたよっていう試験をするのが普通です。
それをあえて、まだ世の中にでたばかりのバチバチの新薬と戦いにいくっていうのが凄すぎ。
製薬関連の人だったら、この異常さは感じてもらえると思います。
もしかしたら、それくらいイーライリリーはこの薬に自信があるのかもしれませんね。
将来性もまずまず!と感じる要素の2つ目です。
それが糖尿病 「チルゼパミド」
こっちは、同じような系統のセマグルチドに対して勝ったっていうニュースです。
出典:糖尿病リソースガイド
糖尿病メーカーといえば、有名なのがノボノルディスクファーマですが、そこのエース商品に勝っちゃったっていう話です。
そして、このチルゼパミドですが
2021年発表『世界でもっとも価値の高い研究開発プロジェクト』
そのなかでも第1位になっています。その価値は2兆4000億円!!
*参考 エバリュエート 製薬業界動向レポート「ワールドプレビュー」より
そして、イーライリリーのメリットの最後が「地域限定MR」です。
これは都会エリアを除いて、地方であれば働くエリアを選べるという制度です。
出典:イーライリリーHP
こちらの地図にあるとおりで、関東や関西は除外。
でも、東北や九州、四国なら
自分の働きたいエリアに住むことができます。
さらに、イーライリリーの勤務地制度の良いところを見ていきましょう。
◎途中で希望地変更もできる
◎待遇は全国転勤MRと一緒
これもスゴイです。
たまに希望地選べるけど、給料が2割カットみたいな制度があったりします。
最後にめちゃくちゃ余談ですが本社は神戸です。
神戸で働きたい人にもイーライリリー良いかもです。
製薬会社 どこがいい? 第2位はブリストル
2位 のブリストル
日本だとちょっとマイナーなんですが、かなり注目しておいた方が良い会社です。
良いところはこちらの2点
①注目度の高い新薬を扱える
専門性の高くて、しかも売り上げの高い注目の薬剤を担当できる
②2019年のセルジーン買収が成功!
⇒新薬が充実!!
ブリストルの主力品は?
・レブラミド もうすぐジェネリック登場だけど・・ブリストルの稼ぎ頭です
・エリキュース(抗凝固薬)2020年 世界第2位
・オプジーボ(抗がん剤)2020年 世界第10位
いうまでもなく、注目の抗がん剤「オプジーボ」です。
これは世界で10位です。
特許期間も2030年くらいまで、まだまだ続きます。
適応拡大を繰り返し、売り上げもまだまだ伸びていっています。
オプジーボを担当できるっていうだけでもブリストルに入社する価値はあります。
そして、2019年 セルジーンを8兆円で買収!
これでブリストルの価値は更にあがりましたね。
ぶちゃけ企業の買収ってあんまり最近はいいイメージがなかったんですが。
たとえば、
・武田薬品 2018年アイルランド「シャイアー」を6兆円で買収
⇒シャイアーは赤字部門
バイエル 疫病神「モンサント」買収 買収額は7兆円!!
⇒その後モンサントは訴訟まみれ
こんな感じで上手く行ってない会社も多いなか
ブリストルのセルジーン買収は成功です。
セルジーンってナニ??っていう方も多いと思います。
ぶっちゃけかなりマイナーですよね。
ひとことでいうと『癌と免疫とかの良さげな薬を持ってる会社』です。
ブリストルはセルジーン買収によって、特に癌メーカーとしてのパワーを急速に強めました。
癌領域では世界のトップ2に君臨しています
実は今のブリストルで一番稼いでいるレブラミドもセルジーンから譲りうけている薬なんです。
それに加えて、セルジーンを買う事で今年(2022年 早くも期待の新薬が登場しそうです)
注目はCART療法ですね。
これは従来の注射とか、飲み薬とは全く違った形式の治療法です。
MRとして携わることができれば、MRとしての市場価値はあがります。
ひとつだけ、わりと大きめのブリストルのデメリットです。
それは日当がないことです。
日当とは、会社の外へ営業に出るともらえるお小遣い。
1日2500~3000円。1か月(20営業日)で5~6万円。
年間60万~72万円くらいが相場です。
製薬会社 どこがいい? 第1位は文句なしのノバルティス!
1位 ノバルティス
▼良いところ
メリット① 新薬パイプラインが格段に充実!
そのため、将来性、とくに発売間近の直近の充実度が高い。
MR的には世界最強のパイプラインです。
メリット②MRとして価値の高い経験ができる!
飲み薬とか売るよりも、活気的な治療法、さきほどのCAR-T療法のような治療法を扱えます。
ちなみにCAR-T療法を最初に実用化したのがノバルティスです。
メリット① パイプラインの充実がハンパない
多すぎてとても全部は確認できません。
とりあえず数が多いっていうのは伝わるかと思います。
すでに申請中までいってるのが6コ、さらにphase3(臨床試験の一番最後)まで到達しているのが18個もあります。
パイプラインの充実ぶりがうかがえるのは、上層部のこのコメント。
2021年12月 ノバルティス開発部門ヘッド
「20以上のパイプラインについて2026年までに上市する」
5年で20個以上も発売するんですか?ってビビりますよね
こんな感じで新薬パイプラインが格段に充実!しかも開発後期に入っていて確実性が高い。
これがノバルティスの魅力です。
メリット② MRとして価値の高い経験ができる!
・CAR-T細胞療法
・遺伝子治療
・放射線リガンド療法
製薬会社で何十年も働くのであれば、これが一番価値があるかなと思います。
日本ではまだまだこれからの技術を体感できる機会はノバルティスならでは。
こういった経験をもつMRは少ないので
MRとしての「市場価値」は爆上がりするのではないでしょうか。
というわけで 外資系製薬会社のおすすめランキングをご紹介しました。
外資系企業は新卒での採用を時期によってはやっていないこともあります。
今回紹介した3社の募集があったら、逃さずゲットしていきたいですね。
現役MRおすすめ!外資系製薬会社 トップ3
第1位 ノバルティス
第2位 ブリストル
第3位 イーライリリー
*現在、中堅の製薬会社へ勤めていて転職を検討される方
まず一歩目としては『転職エージェント』から具体的な案件を教えてもらうことをオススメします。
自分の市場価値も分かりモチベーションアップにつながります。
おすすめの転職エージェントは「JACリクルートメント」の一択です。
製薬会社の企業分析ってどうすればいいの?
ぶっちゃけ製薬会社のHPの情報は分かりにくいです(笑)
そのためにお勧めなのが、以下の2つ。
◇『日経新聞』も有効なツールです
といっても新聞はかさばるし、見にくいので
電子版でいきましょう。
☑スマホでカンタンにいつでも閲覧可能
☑過去記事の検索機能で、面接前にその会社の情報をすぐチェック!
日々のニュースだけだと不足するので過去記事を閲覧することをオススメします
※月4000円と、ちょっと高いですが、内定とれれば十分もとがとれます。
この2つを駆使すれば、他の就活生に比べかなり差が付きます。