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MRを目指すなら押さえておきたい!中堅 製薬会社 3選!(ツムラ/持田/科研)

※記事内には広告が含まれています

就活生は押さえておきたい!中堅 製薬会社 3選!(ツムラ/持田/科研)

こんにちは、けいとです。

就活してると、こんな悩みってありませんか?

☑製薬会社を目指してるけど、正直、中堅企業までじっくり企業研究してる時間ないよ~

☑この会社、あんまりメジャーじゃないけど将来性ってどうなのかな?

というわけで、今日は中堅規模の製薬会社を紹介していきます!

本日の内容

就活生は押さえておきたい中堅企業3社を紹介!

(ツムラ/持田製薬/科研製薬)

*現役MRからみたオススメのポイントや将来性についても紹介!

この3社の規模感としては

・売上は約1000億円(ちなみに1位の武田薬品が3兆円)

・内資系企業の売上ランキングでは2530位あたり

・年収は780万~800万円

年収含めて、きれいに団子状態の3社ですね。

 

☝動画の方が良い方はこちら!

押さえておきたい中堅製薬会社3選 ツムラ

ツムラといえば漢方薬

①漢方薬を処方する医師の割合は84%

意外と多いです。

これはツムラの営業努力のお陰でもあるのでは。

おそらく漢方のことはそんなに詳しくないドクターも多いので

ツムラMRはドクターから相談を受けることも多いのでは。

 

②日本の医療用漢方の市場は年々伸びている!(1500億円市場)

市場全体でも伸びているし、ツムラの売上自体も年々伸びています。

売上はここ数年で、1000億円から1300億円くらいにまで伸びています。

出典:ツムラHPより

③漢方市場の中でツムラのシェアはなんと85%

おそろしい市場独占状態のシェアですね。

 

コロナが追い風に!売上が上昇!

ツムラの売上が伸びている一因は

コロナ関連の色んな場面で漢方の出番が増えているから!

こんな場面で漢方が使われている

・新型コロナ感染後の疲労や食欲/体力の低下に

・マスク着用による にきび・皮膚炎に

・環境の変化による精神不安・不眠に

 

 

さらにコロナ関連以外でも・・・

高齢化が進む日本では「心不全」が増えています。

心不全に対する漢方の処方が伸びています。

例 五苓散:心不全に伴う浮腫やめまい

▼POINT

漢方薬は、ふつうの飲み薬よりも効果が幅広い!

 

環境変化やニーズの変化に合わせて、メリットを訴求することで

売上を伸ばしていくのは漢方ならではの面白さですね!

 

ツムラ 『漢方オンラインMR』も設置

出典:ツムラHPより

これくらいの規模の会社でオンラインMR設置しているのって珍しいんじゃないでしょうか?

漢方の知識を現場で身に付けて、オンラインで働けるようになったら

働き方的にも恵まれた働き方が実現できますね。

人によっては結構魅力的に映るのではないでしょうか?

 

ツムラのちょっとしたデメリット 年収が減少傾向

5年で30万円ダウン・・

2020年についに800万円以下に

5年で30万円のダウン。

それでも恵まれてはいますが、じゃっかん残念ですね。

*参考情報 有価証券報告書を基に平均年間給与(年収)を算出。対象期間は2016年4月~2021年3月期

☝製薬各社で年々伸びてる会社!落ちてる会社 の記事はこちら

ツムラのまとめ

・漢方の市場は伸びている

・新型コロナで更に追い風!

・ドクターから頼られるMRになれる

「漢方オンラインMR」で新しい働き方

 

▼これから就活を始めたい方へ

まずはしっかりと『自己分析』しましょう。

『自分がどんな人間なのか?』が分からないと、アピールしようがないですよね(笑)

自分で自分を振り返るのが難しい場合はキャリアチケットスカウト

こういったツールを使うと便利です。

自分の考えや価値観を選択すると分析結果を教えてくれます

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押さえておきたい中堅製薬会社3選 持田製薬

持田製薬

特徴のひとつは同族経営。

当たり前ですが、社長はずっと「持田社長」。

出典:持田製薬HPより

 

同族経営の影響か、安定/のんびりした社風と言われています。

知り合いの持田社員のひとも、やっぱりちょっとのんびりした感じの人です。

その反面、ひと皮むけないイメージもあります。

 

けっこう新薬は出してるイメージなんですが。。。

売り上げは1000億をちょっと超えるくらいを維持。

なんかあんまり野心を感じない雰囲気です。

 

持田 過去最大のヒット作「エパデール」

ピーク時の売上高400億円!

DHAやEPAって聞いたことありますか?

魚の『カラダに良い油』です。

会社全体で1000億円の持田としては超超大型の薬でした。

とはいっても、もうジェネリックも発売されてる薬で

いまの売り上げは100億くらい、ピーク時の4分の1くらいにまで落ちてます.

 

持田製薬 今の収益の柱消化器領域

・リアルダ(潰瘍性大腸炎治療薬100億円

・グーフィス/モビコール (慢性便秘症治療薬)

持田の収益の中心ではありますが

ちょっと微妙な感じです。

「リアルダ」は売上100億円で一番おおきい薬とはいえ

ぼちぼち後発品の話もでてきそうな時期

あとは、慢性便秘症治療薬「グーフィス、モビコール」

便秘薬をバカにするわけではないですが

MRとしてのやりがいを感じるのはなかなか難しいかもしれないですね。

 

大型バイオ製剤のバイオシミラー(後発品)

持田製薬は、製薬業業界ならだれもが知ってるような

大型のバイオ製剤の後発品を作っています。

・ヒュミラ(アダリムマブ) 

・エンブレル(エタネルセプト)

・フォルテオ(テリパラチド)

バイオ製剤なので、製造技術も必要になります。

通常の飲み薬のジェネリックだと、たくさんの会社から発売されて競争が激化しますが

バイオ製剤の場合だと、そんなに競争が激しくないので

持田製薬にとってはけっこう収益に貢献してきているみたいです。

 

持田製薬のまとめ

・画期的新薬は扱えない

・消化器領域を中心にまったりと営業

・地道に堅実な営業

⇒バイオシミラーも取り扱う

 

押さえておきたい中堅製薬会社3選 科研製薬

科研製薬について

主力品は『クレナフィン(爪白癬治療薬)』

売上200億円。

しかも自社開発品なので利益率も大きい。

 

*ただ、クレナフィンには、二つほど残念なところがあります。

①海外展開していない

海外での事業基盤を持たないため、販売権をスペイン「アルミラル」へ導出

2025年 ジェネリック登場!?

クレナフィンは科研の屋台骨なんで

ここまでに新しい薬がでてこないとマズイです

 

クレナフィンの後継者は?

結論的には2つ候補はありますが、微妙な感じです。

①イベルメクチン外用剤(アタマジラミ症治療剤)

・2019年ライセンス取得

・現在、臨床試験中なので、まだまだでしょう

・新型コロナに効く!?と報道されたが・・・コロナ治療薬としては開発しないって否定していましたね。

これによって科研の株は下がっていました。

コロナの臨床試験を組んでいくほどの体力もないし、しょうがないですよね。

 

②「エクロックゲル」原発性腋窩多汗症治療薬

・いわゆる「脇汗」に対する国内初の外用剤

・抗コリン作用により発汗を抑制

・ピーク時の売上38億円。ちょっと寂しい金額。

 

120億円でベンチャーを買収

色々と試行錯誤している科研製薬

珍しく将来への投資で思い切った行動もしています

2021年12月 120億円でベンチャー「アーサム社」を買収

・「ART-001」(難治性脈管奇形)

・「ART-648」(水疱性類天疱瘡)

みてもらったら分かる通り、一般の人からしたら、

なんて読んだらいいのか分からないくらいのニッチな領域

ニッチなところで生き残っていく戦略。

上手く発売までこぎつけたら今後こそグローバル展開でしょうか!?

 

科研製薬のまとめ

・2025年 クレナフィン特許切れが迫る!

・皮膚科での「ポストクレナフィン」の育成を目指す

・近未来の将来性については未知数な部分が多い

(海外展開含め一気に飛躍するかも?)

 

中堅製薬会社 3社のまとめ

・ツムラ

市場は追い風/オンラインMRも

・持田製薬

消化器が中心/まったり/堅実

・科研製薬

2025年クレナフィン特許切れ

一気に飛躍する可能性も・・

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