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目次
『MRはツラくて嫌!』その前に知っとくべき最強の働き方は○○です!
☑MRの仕事には興味があるけれど、営業ノルマや残業なんかのストレスも多そう!
☑でも、最新の薬について勉強して、ドクターに伝えるMRの仕事はやりがいありそうなんだけどな・・・
そう感じている方へぴったりの仕事があります。
それがオンラインだけでドクターと面談する『オンラインMR』というもの。
ボク自身は薬学部を卒業しMRを10年やっています。
そして『オンラインMR』はとても魅力的だと思います
『ちょっとMRはビミョーかな』そう思ってる薬学生にも自信をもってオススメできます。
『オンラインMR』は製薬会社の職種のなかでも、恵まれた働き方ができるのでオススメ!
そもそも、オンラインMRってナニ?
オンラインMRとは
・基本、在宅でオンラインにて全国のドクターと面談
・扱う品目は、その会社にとって一押しの薬であることが多い
・ふつうのMRと同じで自社の薬を宣伝するのが仕事。だから、いわゆる「質問窓口」みたいなドクターからの質問に答える役目ではない。
・会社のホームページなどでドクターからの面談予約を受け付ける(自分からアポ取をすることはしない)
全国のドクターから面談を受け付けていたら、めっちゃ忙しいんじゃないの!?
基本的にドクターが能動的に面談を申し込んでくれることはあんまりないです。
なので、めちゃくちゃ忙しいってことはないかと。
エリアを担当しているMRが代行して申し込むことが多いです。
一日に2~3回面談したら、「今日はかなり仕事したな~」って感じじゃないでしょうか。
現在、いろんな会社がオンラインのMRを設置している
呼び方は、いろいろです。
ファイザーはリモートMR
アステラスと大日本住友はオンラインMR
もっとも歴史が古いイーライリリーはe-MR(なんと2011年に商標登録済み)
ほかにも、デジタルMRって呼んでいる会社もあったりと様々です(ツムラは漢方デジタルMRです)。
この記事では『オンラインMR』で統一してます。
☝アステラス製薬のオンラインMRについて知りたい方はこちらの記事で
オンラインMRオススメな理由① スキルが身につきやすい
オススメな理由の一つ目は「スキルが身に付きやすいこと」
MRの面談スキルは、ドクターとどんどん面談することであがっていきます。
コロナ禍でMRがドクターに会えなくなるなかで、オンラインで自宅にいながら、一日に何度も面談ができるって最高ですよね。
コロナのせいで、立ち入り禁止の病院が増えたとはいえ、まだまだMRはクルマで走り回って病院をハシゴするのが仕事です。
運転スキル(?)よりも面談スキルがみがけるオンラインMRは就活生の方にもおすすめです。
オンラインMRオススメな理由② 残業がない
オンラインMRは基本的に夜遅くまで働くことはありません。
面談受付時間も9~19時とか限定されています(このあたりは会社によって違います)。
「20時って遅くない?」って思うかもですが、ボクの経験上20時くらいからオンラインの面談を申し込んでくれるドクターはそうそういないハズ。
それと朝も少ないので、おそらく13~18時くらいが面談をしている時間、それ以外は準備をしている時間になるんだと思います。
それと、MRにとって夜おそくなる仕事の代表格は「講演会」です。
オンラインMRは、講演会に参加することはないので、夜おそくなることはありません。
これだけでも結構大きなメリットですよ。
まったく残業がないわけではありませんが、現場で働くMRよりも恵まれた環境ですよね。
オンラインMRオススメな理由③ 営業ノルマがない
オンラインMRは担当している病院がないので、基本的には営業ノルマはありません。
ぶっちゃけ、MRしてたら営業ノルマなんですぐ慣れますが(笑)
それでも、最初は営業ノルマはストレスですよね。
それじゃあ、オンラインMRは何を目標にして働いているの?
これは会社ごとに異なりますが、面談の回数、面談後のドクターからのアンケート結果、何度も面会してくれるようなヘビーユーザーを作れるかどうか。
このあたりが目標になるのでしょう。
営業的なノルマがないので、普通のMRに比べるとストレスは少なそうですね。
オンラインMRのデメリットは?
ここまでメリットを紹介してきましたが、オンラインMRは非常によい仕事だと思います。
ここからは思いつく限りのデメリットを紹介します。
デメリット① 日当がない
日当ってなに?
日当とは、外で営業するともらえるお小遣いのようなものです。
だいたいですが、一日の仕事のうち4~5時間、外に営業に出ていたらもらえます。
金額的には一日2000~3000円。月あたり4~6万円くらいになります。
もちろんオンラインMRは在宅勤務が大半で、外に営業に出かけることはないでしょうから日当は出ませんね。
っていうことは、もともと日当がなくて年収が高いとされる『中外製薬』でオンラインMRをやるのが給与面からは一番よさそうですね。
中外製薬には今のところ(2021年12月時点)はそういった部署がなさそうですが、これから設置されたら一番の狙い目だと思います。
デメリット② 外に出る機会がない
これはメリットでもありデメリットにもなると思います。
オンラインでのドクターとの面会も上手くいく時ばかりではないはずです。
そんなときに通常のMRであれば、仲の良い得意先のドクターに会いに行ったり、
クルマを運転して気晴らししたり、偶然遭遇した他社MRとおしゃべりしたりと、いろいろな気分転換ができます。
これができないのは個人的にはツライかなと思います。
でも、引きこもって働くのが好きっていう人には最高の環境かもしれませんね。