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知らないとやばい! 2023年 大型薬剤の特許切れTOP3【やばい1位は住友ファーマ】
今日は、就活生は知らないとマズイ2023年に迎える大型薬剤の特許切れ TOP3です。
会社説明会では絶対に教えてくれない『ネガティブ情報』です(笑)
就活生や転職検討されている方は、よかったら、しっかりとご覧ください!
☝動画のほうが詳しく解説しています↓
就活では情報が命なので、ぜひチャンネル登録をお忘れなく!
まず、前提として
製薬会社で働く以上、特許切れのリスクは常に付きまといます。
そして、売上の大きい薬が特許切れになったら
まさに会社は大ピンチ!
だけど、、
多分、若手がすぐにクビになったりしないです。
なので、今、就活をしてる皆さんはさほど悲観する必要はありません。
しかも、今回は全てアメリカでの特許切れの話です。
アメリカの話はいいから!
日本のことだけ教えてくれ!
って思うかもしれませんが
製薬業界にとってアメリカは超巨大市場!
世界の医薬品市場の4割は『アメリカ』
※ちなみに日本は6%くらい
アメリカでの特許切れは
会社にとってはインパクト特大!
知らずに就職するのは危険!!
でも、もちろん会社説明会などでは、わざわざ教えてくれませんよ!
2023年 大型薬剤のヤバイ特許切れTOP3 3位 ビバンセ(武田薬品)
▼ビバンセってどんな薬?
・ADHD治療薬です
ADHDとは『注意欠陥多動性障害』ですね。
・武田薬品が7兆円で買収した
アイルランド製薬大手「シャイアー」の中心的な薬です。
ビバンセの売上は約3,000億円
武田グローバルの売上の約1割を占めます!
インパクトはかなり大きいです。
とはいっても、武田薬品も
シャイアー買収した時から、このタイミングで特許切れになることは分かっていたはず。
なので、そこまで悲観する必要はないかもしれません。
ちなみに、武田薬品で一番売れている薬は
「エンタイビオ」 (潰瘍性大腸炎治療薬) 売上 4000億円!
こちらは2030年頃まで特許期間が持ちそう。
良かったですねw
☝武田薬品の将来性が気になるかたはこちらの記事をどうぞ
▼就活に自信がない人だけみてください
ES通らなかったり、面接で連続で落ちたりすると自信なくしますよね?
ボクは就活生から就活相談されることが多く、悩んでいるひとをたくさん見てきました。
製薬会社の就活で失敗するひとには”共通する特徴”があります。
動画講義で”失敗するひとの悪い特徴”と改善ポイントを解説してます。
そのほか、面接で失敗しない方法や各企業の志望動機で使えるネタを学べるコースです。
こんな動画みても意味あるのかな??
って思いましたよね? 就活失敗する人は「落ちたのは学歴のせい」と決めつけて
改善せず突撃。大手企業の就活シーズン終了、そして焦りまくる。。
というパターンが王道です。
超意外ですが95%くらいのひとが”改善せず突撃パターン”なので、少し行動できただけでも差がつきますよ。
本気で製薬会社に受かりたいひとだけどうぞw
動画徹底解説コースのご紹介はこちら↓
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2023年 大型薬剤のヤバイ特許切れTOP3 2位 ヒュミラ(アッヴィ)
▼ヒュミラってどんな薬?
世界中でとても売れている関節リウマチなどの薬です。
実はちょっと前まで世界で一番売れていた薬
2021年 ファイザー社の新型コロナワクチンに抜かれて2位に。
アメリカでの特許切れの損失は
80億ドル=1兆200億円!
日本の大手製薬1社(第一三共くらい)の
グローバル全体の売上に相当します。
アッヴィからすると全体の売上の15%!
コレはコレですごいですが。。
最近まで世界で一番売れていた薬『ヒュミラ』
この特許切れは既に世界で進んでいます。
日本と欧州はすでに特許切れ。。
世界最大市場のアメリカでの特許切れの
Xデーは2023年1月31日。
(契約上、アムジェンから後発品が発売される予定とのこと)
このへんでアムジェンの株価ががっつり上がるんでしょうか(笑)
良く分かりませんが、株やってる人は検討してみてもよいのでは。
それと、ヒュミラを失ったあとのアッヴィは大丈夫なのか?
こういった疑問もありますが
これから伸びる薬があるので大丈夫!
と予想されています。
具体的には、免疫疾患治療薬である
・「リンヴォック」
・「スキリージ」
その他にも、抗がん剤で伸びる薬を持っているためです。
2023年 大型薬剤のヤバイ特許切れTOP3 1位 ラツーダ(住友ファーマ)
正直、このラツーダの特許切れがダントツでヤバイです。
▼「ラツーダ」ってどんな薬?
・抗精神病薬(一般名:ルラシドン)
・2023年 アメリカでの特許切れ
・売上2,000億円
1兆円越えのヒュミラと比べると金額は大きくないように感じます。
でも、住友ファーマの売上の4割はラツーダ(北米)!
売り上げの半分が吹き飛ぶかもしれない、いまの状況はホントにヤバイです。
繰り返しですが
世界の医薬品市場の4割はアメリカ。
そして、住友ファーマはもちろん日本の会社ですが
売上の4割をアメリカでの、たった一つの薬で稼いでいます。
とはいえ、就活生のかたや若い世代の人には安心につながる材料もあります。
2つの大型新薬候補をゲットしています。
・オルゴビクス(前立腺がん) 売上32億円
・ジェムテサ(過活動膀胱) 売上21億円
でも、まだまで芽が出たばかり。
ラツーダの2,000億円に比べるとまだまだ小粒です。
こういった危機的状況のなかで
住友ファーマの日本のMRは何を扱うの?
こういった疑問も湧くかと思います。
結論としては、ラツーダなどの精神科領域の薬になります。
・米国 子会社サノビオンのから4つの薬を導入
・大塚製薬と共同販売です。
上記のように、精神科領域の薬は立て続けに発売される見込みです。
もし住友ファーマへ新卒入社したら
『精神科領域の専門MR』を目指す!
これが得策かと思います。
とりあえずは、新薬が出てくるので
ある程度の期間は安定である可能性が高いです。
さらに将来的には住友ファーマにも
大型化が期待される新薬の発売が予定されています。
詳しく知りたい方はこちらの記事で↓
👆5年、10年後を見据えて。未来の住友ファーマの期待の新薬候補
☝住友ファーマ以外の製薬準大手企業について知りたい方はこちら↓
まとめ 知らないとやばい! 2023年 大型薬剤の特許切れ TOP3
アメリカは世界の4割占める巨大市場
ここでのインパクトは会社に与える影響はとても大きいです。
▼2023年 インパクトが大きい”やばい”特許切れ TOP3
順位 | 薬剤名(社名) | 業績への インパクト | 損失額 |
---|---|---|---|
第1位 | ラツーダ(住友ファーマ) | ★★★★★ | 2,000億円 |
第2位 | ヒュミラ(アッヴィ) | ★★★★☆ | 約1兆円 |
第3位 | ビバンセ (武田薬品) | ★★☆☆☆ | 3,000億円 |