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2023年 大ピンチの住友ファーマ
来年、売上の36%を稼いでいる『ラツーダ(抗精神病薬)』が特許きれます。
詳しくは別記事でご紹介してるので、こちらをどうぞ。
相当ピンチは住友ファーマですが
いちばんの問題は、この先もしばらく良さげな新薬がでてこないっていうところ。
下記が住友ファーマの新薬発売の予定ですが、2026年のウロタロント(抗精神病薬)までは
「ホントに発売できんの?」って思うような怪しいものばかり(失礼!)

iPSを使った細胞治療の薬が2024年と2025年に予定されてますけど
開発パイプラインみてみると、PhaseⅠとかⅡだったりしますからね。

あ、あやしいですよね、これは。
ぜったいに今のMR数は過剰! 田辺三菱
シンプルにMR数多すぎです。
1,300人もいますからね。
この数を保ってるのが、逆におどろきです。
前述しましたけど
国内3位の売上のアストラゼネカや
国内トップの売上の中外製薬と一緒の人数ですから!
はやく適正化すべきですよね。
さらにリストラは止まらない!? アステラス製薬
アステラス製薬は2021年に早期退職を実施。
かつては2500人くらいいたMRが減りに減って
いまは1200人規模になりました。
これをみると
「アステラス製薬は、さすがにしばらくリストラないんじゃないの?」
って思うかもしれませんが、ボクはそうでもないと思います。
アステラスはいま、かなりニッチで専門性の高い領域へ向けた投資してます。
・遺伝子治療「オーデンテス」を3000億円で買収
・がん免疫 ザイフォス 750億円で買収
・ミトコンドリア疾患 「マイトブリッジ」480億円で買収

2030年過ぎあたりから、たくさんのMRは必要ない超専門性の高い領域へ参入してくはずです。
そのための準備として少しずつMR数は減らしていくと想定されますね。
逆にいうと、入社するなら早めに入っておかないと、どんどん狭き門になってしまう会社です。
若いひとで、遺伝子治療などの専門性の高いところで働きたいひとは
はやめにアステラスへ転職しておくのも手ですね!
転職を検討される20代のひとは下記をご参考に早めの対策を!
どんどん差が開いていきますよ~
MR数は日本最多の第一三共
さいごに第一三共です。
リストラするかもしれない最大の理由は「MR数が日本最多だから」
2,000人で国内最多なんですが
国内売上は中外、武田、アストラゼネカに次ぐ4位!
首脳陣がまわりの会社をみて
「MR数を適正化しないといけないな~」って思う可能性はおおいにありますよね。

まとめ これからMR数が減りそうな製薬会社は○○!
▼リストラ大予測 これからMR数が減りそうな会社は○○!
・今後リストラの可能性が低いのはファイザーやヤンセン
2022~2023年にすでに人員整理してるので、MRひとり当たりの売上を考えると
今後のリストラの可能性は低い!
・安心と思われるのは、国内売上トップ3!
中外製薬、武田薬品、アストラゼネカ
・大手であぶないのは第一三共とアステラス製薬
とくにアステラスは注意!
・住友ファーマ、田辺三菱、塩野義は危険な香り・・・
リストラは避けられない状況・・?
最後までご覧いただき本当にありがとうございました。
今日は不安をあおってしまう内容で申し訳なかったですが
MRを減らす会社があれば、ぎゃくに増やす会社もあります!
MRを増やしている会社、気になる方はこちらの記事もご覧ください。
これまでの製薬会社のリストラの黒歴史について知りたいかたはこちらの記事をどうぞ。