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目次
【悲報】これからは”リストラを踏まえた”会社選びをする時代!?
よくない表現ですが、これからはリストラを前提に会社を選ぶのも良い選択肢です。
※入社後にずっとMRをやり続けることが前提で、MRから他職種へステップアップしていきたい人にはおすすめしません。
なので、若い人(新卒の就活生)よりも、年齢30代あたり、転職に積極的な方へ当てはまる作戦でしょう。
とくに他業種から製薬業界へ転職される方は、知っておくとよい作戦ですねw
✓リストラ前提で会社選びをする時のポイント2つ
①業績のよい会社を選ぶ
たとえば、ファイザーが良い例です。
退職金は4.5年分と破格ですよね。
これはファイザーの業績が好調なことが関係してそうです。
②労働組合が強い外資系企業(例:ファイザー、アストラゼネカ、ベーリンガーetc)を選ぶ
個人的にはこっちが意外と大事かと思います。
ファイザーは日本への進出は1953年。かなりの歴史があります。
日本での歴史が古いと、先人たちが労働組合を作ってくれてる可能性が高いです。
なので、リストラがあったときに会社と交渉してくれたり、圧力をかける存在になってくれます。
噂ですが、ファイザーは労働組合が強いので、たくさんの退職金がもらえる早期退職制度になったと言われてますねw
ほかにも、日本での歴史が古い会社は、アストラゼネカやベーリンガーがあります。
このあたりは労働組合が強いです。
過去のリストラから労働組合が強くなっていった経緯があるので、詳しく知りたいかたはこちらの記事をどうぞ。
外資系製薬への転職を検討するかたは「マイナビエージェント」のMR・メディカル専任コンサルタントへ相談して、案件を入手できる体制を作っておくと良いです。
ぼくも数社に登録していますが、案件の質や数が多いのはマイナビエージェント です。【リストラ対策①】すでに製薬会社で働いている人向け
✓経験談 MRからMSLへの職種転換で”守備力”が高まった
ぼく自身はこの手法で、“守備力”がかなり高まったと思います。
具体的には、MR以外の職種へ社内異動する作戦です。
ぼくはMRからMSL(メディカルサイエンスリエゾン)へ異動しました。
MR以外のスキルも身につけておくことで、リストラの対象になるリスクは下がりましたし
万が一、MSLとしてリストラの対象になったとしても、MSLであれば現在の転職市場でたくさんの案件があります。
試しに、転職サイトで検索してみました 「MSL oncology」など、意外と多くの案件があります。
MR数が減っている一方で、MSL数はここ2年で倍増しており、求人数も多いので今がチャンス。
逆に、社内でリストラが始まったら「退職金たくさんもらって他社へ移るチャンスかも」と考えられるようになります。
実際に、ボクの周りの40代半ばくらいのMSLの方は、退職金たくさんもらって他社へ移っていきました。
MSL(メディカルサイエンスリエゾン)について、元MR目線で紹介しています。
よかったらご参考ください。
>MRからのキャリアアップ! 製薬のおすすめ職種『MSL』の魅力について!”>>>MRからのキャリアアップ! 製薬のおすすめ職種『MSL』の魅力について!
✓安心して働き続けるには”領域選び”も大事
とはいえ、すぐに職種転換はキツイ・・っていう人も多いはず。
一番気軽かつ速攻でできる対策が「若い頃からちゃんと領域選びをすること」
そして、自分が担当したいって思った領域が見つかったら、ちゃんと上司に主張すること。
ぼくはこれが出来ておらず、かなり失敗しました。
「結果だしてから主張しよう!」って思ってたんですが、結果出る前にどんどん部署異動・・・
結局タイミングを逃しちゃったんですよね。
具体的に、おすすめの領域は下記の4つです。
①がん領域
②免疫領域
③中枢神経領域(とくにアルツハイマー病)
④糖尿病/肥満
これら4つはこれから伸びてくる領域になります。
製薬会社の新薬開発も盛んです。ということは、それを扱うMRのニーズも高まります。
この4領域のがなぜ伸びてくるのか?その背景はこちらの記事で詳しく紹介しています。
>【ほんとうに後悔してること】製薬会社で長く働くために20代でやるべき1選”>>>【ほんとうに後悔してること】製薬会社で長く働くために20代でやるべき1選
【リストラ対策②】これから会社選びをする就活生向け
就活生にはたくさんの対策があります!
その中でもとくに有効なのはこちらでしょう。
✓MRからのキャリアアップが狙える会社を選ぶ
✓労働組合が強い会社を選ぶ
✓MRひとり当たりの生産性が高い会社を選ぶ
✓MRからのキャリアアップが狙える会社を選ぶ
具体的にいうと「社内でのリクルーティング制度」が整っている会社です。
これを利用してMRから他職種への転換を狙えます。
メリットとしては、普段の仕事で結果を出していれば、他社への転職よりもカンタンに異動できるという点。
上司からの評価が高ければ、かなりスムーズに職種転換できるイメージです。
デメリットとしては、「社内リクルーティング制度」はあるけれど、実際にあまり活用されていない会社もある点です。
下記のように、武田薬品はよく活用されているようです。
会社ホームページでは異動人数が公開されていない会社も多いので、会社説明会などで聞いてみるのも手ですね!
✓労働組合が強い会社を選ぶ
これは前述のとおりで、ファイザー、アストラゼネカ、ベーリンガーが代表例です。
労働組合が強い会社の具体的なメリットとしては
・理不尽なリストラ(例;ヤンセンのケース)が起こりそうなときに、事前に組合が交渉してくれる
・リストラが起こった時、退職金の金額が高くなる可能性が高い(直近のファイザーの事例)
とは言っても
労働組合が強い会社ってどこなの??
って思う人もいるはず。
そんな人はこちらを参考に。製薬会社の組合が連合会を作っています。
ここに入っている会社はわりと安心かと思われます。
✓MRひとり当たりの生産性が高い会社を選ぶ
MR一人当たりの売上金額が低い会社はリストラの可能性が高い。
これは論理的には正しいように思えます。
現実的には、とくに内資では”MRひとりあたりの生産性”が低い会社もありますが
こういった会社は今後のリストラの可能性が高いと考えられますね。
単純に売上だけみると、塩野義や協和キリン、日本新薬はリストラの可能性が高いと考えられますが、
新薬の開発状況も加味すると田辺三菱や住友ファーマもあぶないと考えられます。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、よかったらご確認ください。
まとめ 【ついに中外製薬も早期退職】やばすぎる製薬外資 リストラ事情と対策を考える
▼最近、早期退職を発表した外資系製薬
2022年9月 ノバルティス 世界で8000人削減
2022年10月 ファイザー 470人 一瞬で定員に!
2022年11月 ヤンセンファーマ 離れ技「ポジションクローズ」
2023年1月 バイエル薬品 480人
2023年2月 ブリストルマイヤーズ
2023年3月 中外製薬 372人の応募
やはり内資に比べ、外資は人材の流動性が高いのでリストラが多い傾向。
転職に抵抗がない人にとっては”早期退職を前提として会社選び”も大事かもです。
その時には、業績が良い&労働組合が強い会社(例;ファイザー)を選びたいですよね。
そのためにマイナビエージェント が役立ちます!すでに製薬会社で働いているひとは、「他職種へのキャリアチェンジ」や「のびる領域を担当する」などの対策を若いうちからやっておくことでかなり”守備力”は鍛えられるはずです!
おすすめの職種のひとつ MSL(メディカルサイエンスリエゾン)に関しては別の記事で紹介しています。
これから製薬会社へ入社を目指す人には、たくさんの対策があります。
ボクのおすすめはこちらの3つ。
・MRからキャリアアップできる制度(社内リクルーティング制度など)が充実している会社を選ぶ
・労働組合が強い会社を選ぶ
・MR一人あたりの売上額が大きい会社を選ぶ
製薬業界はお給料などの待遇は良いですが、リストラはつきものです。
でも、ちゃんと対策をしていけば、安心して働けるので、コツコツと対策すすめていきましょう。
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