【製薬会社 就活小ネタ Vol,15】開拓者精神をアピールしよう！アムジェン編 ＊実は超高年収

【製薬会社 就活小ネタ Vol,15】開拓者精神をアピールしよう！アムジェン編 ＊実は超高年収

ここでは、MRの就活の時に役立ちそうな小ネタを紹介します。

大手製薬MR歴10年から見た「就活で使えるネタ」を紹介します。

【本日取り上げる企業】アムジェン

今回取り上げるアムジェンという会社は非常にオススメです

ぜひ今回の記事をみて、就活の候補先に検討してみてください！

おすすめの製薬会社『アムジェン』って？

アムジェンMR なぜ年収がこんなに高いの！？

まずは気になる年収について。

こちらが2021年度の製薬会社の年収ランキングです。

＊アムジェンは日本に進出したばかり会社なので、こちらのランキングには含めていません

でも、実は『アムジェンはすべての製薬会社のなかでもトップの年収（1,114万円）』です。

これは、なぜでしょうか？

なんでアムジェンの給料は、アステラス製薬を参考にしてるの？

それは、ちょっと長いですが、こういった経緯があります。

もともとアムジェンは日本での営業部隊をもっていませんでした。

長い間、日本の会社に代理で販売してもらっていたんですね。

ようやく、2015年にアステラス・アムジェン・バイオファーマという合弁会社を作り

そこにアステラスMRを出向させる形で日本での営業を開始。

その後、2020年まではアステラス・アムジェン・バイオファーマMRが

アムジェンの薬を売っていたんです。

そして、晴れて2020年、アムジェンは日本で独立。

アムジェン単独で薬を売っていくことになりました。

そのときに、アムジェンにいたのはアステラスから出向していたMRです。

なので、アムジェンはアステラスMRに会社に残ってもらうために

給料をアステラスを参考にして設定したと言われています。

アムジェンからしたら「アステラスに帰るよりもアムジェンに来たほうがいいですよ～」

ってアピールする必要があったんですね。

こんなわけで、アムジェンは内資大手並みの給料になりました。

でも2020年に日本で独立したばかりなので、知名度が低いんですよね。

アムジェンMRに求められるもの　それは『開拓者精神』

実はアムジェン、開発力が高くユニークなオンリーワンな薬をもっています

「これまで世の中に存在しない薬」をどんどん生み出しているんですね。

実際に『レパーサ』 『イベニティ』などの薬は

他社から似たような薬が発売されていません。

その理由は『ドクターは使い慣れた薬を選ぶことが多くて、なかなか新しいものには手を出さないから』です。

ドクターであっても人ですからね。

やっぱり自分が使い慣れたものを選びます。

病院に行けば分かると思いますが、患者さん多くて混んでますよね？

そんな忙しい状況で、ドクターは新しい薬を迷いながら使っていく時間がなかなか作れません。

それなら「とりあえず、時間がないから、慣れてる薬をつかっておこう」って思うのが普通です。

なので、どんなに素晴らしい薬でも、すぐに売れていくってなかなかありません

特に薬は、副作用の心配がありますからね。

新しい薬は「ほかのドクターが使ってから問題なさそうなら使ってみようかな？」

こんな感じの様子見のドクターって実は多いんですよ。

なので、薬の世界で、新しい市場を開拓していくというのは、予想以上に大変です。

これをやっているアムジェンＭＲには『強い開拓者精神』が求められるはずです。

「PCSK9ってナニ？意味わからん」

薬学生の方であっても、もしかしたらこう思うかもですが

知らなくてもまったく問題ないです。

要は、オンリーワンの「作用機序＊」の薬ということ。

これだけ知っておいてください。

＊「作用機序」とは、薬が効果を発揮する流れのことです。

就活生のアピールポイント

ご自身の経験で『開拓者精神』を発揮した経験ってありませんか？

たとえば

バイトで何かを売っているとしたら

新しいお客さんに商品を売るためにこんな工夫をしたとか。

ほかにも、大学の部活で新入部員を開拓するために、こんなふうに粘り強く活動した、など。

こんな経験がなくても、些細なことで開拓したことはないですか？

ぜひ、そういった経験があれば

このアムジェンの社風と組み合わせてアピールしていきましょう！

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