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『配当利回り4.4%の武田薬品』 これから業績は上がるか?下がるか?
こんにちは、けいとです。
本日は、『武田薬品の業績、上がるか?下がるか?』
というお話です。
今回は、2024年2月に公表された武田薬品の第3四半期決算の情報をもとに、
今後の業績に関わるトピックを1つ絞ってご紹介します。
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株価は4200円台。
配当利回りは4.4%
医薬品業界きっての高配当銘柄ですね!
2024年2月1日に公表された
最近の決算についてはYouTubeでご紹介しています。
よかったらご覧ください!
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『武田薬品の業績、上がるか?下がるか?』ですが、
『TAK-279(乾癬治療薬)』っていう、
これから新しく出てくる薬に
かなりかかっているんじゃないかと。
『TAK-279』
乾癬っていう”自己免疫疾患”の薬。
武田のなかでは
最重要開発プログラムって位置づけですよね。
承認時期は2025~27年。
早ければ、2026年頃に発売でしょうか。
ちょっとマニアックな話で恐縮ですが、
この「TAK-279」は
TYK2(ティックツー)阻害剤という系統の薬。
そして、TYK2阻害剤には、すでに強力なライバルが。。
ブリストルマイヤーズの「ソーティクツ」という薬です。
2022年、「はじめてのTYK2阻害剤が登場!」
ってことで、注目されました。
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ってことで、
武田にとっての最大の課題は
『ブリストルのソーティクツに勝てるか?』
なわけですが。
結論としては、
武田はかなり強気な印象です。
ぶっちゃけ、
ある程度は「勝てる」
と思っているような節がありますw
なぜなら、武田薬品は
『ソーティクツとの直接対決を自ら挑んでいるから! 』
24年2月1日、第3四半期決算で
『TAK-279 vs ソーティクツの直接対決となる臨床試験を
”武田薬品”が自らチャレンジしていく』
ということを公表。
おそらく、
そのためにかかるお金は数百~数千億円。
大チャレンジですねw
コレって
「ソーティクツに勝てる(もしくは、最低でも同等くらい)」
と、内心思っているはずですよね?
2022年末に発売したばかりのピカピカの新薬で、
グローバルで超期待されているライバル「ソーティクツ」との対決。
もし負けちゃったら、
数百~数千億円のお金をかけて
「ライバルの方が上でした」
ってことを証明することになっちゃいます・・・
もっと弱そうな”昔の薬”と戦ってみればいいのにと、
個人的には思ってしいますが
タケダは男前w
当たり前ですが、武田薬品の頭の良いひとたちが
しっかり計算して「勝算あり」と踏んでるんでしょう!
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以上を踏まえると
『武田薬品の業績、上がるか?下がるか?』
これについては、
『ある程度勝算あり、でもこの勝負に負けるとヤバイ土俵際・・・』
こんな感じでしょうか?
繰り返しですが、
タケダの最重要開発品『TAK-279』
その承認時期は2025~27年。
ソーティクツとの直接対決の試験は
2024年上半期から開始。
今後の、タケダの将来を大きく左右する重要イベントなので
チェックしていきたいですね!
2024年2月に公表された武田薬品の決算について、もっと詳しい情報が知りたい方はYouTube動画でも解説していますので、お時間があればどうぞ。