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会社の勢いがわかる! 年収が落ちてる製薬、伸びてる製薬【2022年最新版】
こんにちは、製薬MR10年のけいとです。
本日の内容はこちらです。
☑会社を選ぶ際に、年収も大事だけど『伸びているかどうか?』も重要だな~
☑年収が上がっている会社、逆に下がっている会社って、どこなのかなぁ?
【本日の内容】
年収が落ちてる製薬、伸びてる製薬
2022年の最新の年収データをもとに紹介していきます。
動画の場合はこちら↓
製薬会社の平均年収は?
まず大前提として
製薬会社の平均年収は750万円くらいと言われています。
そして、MRの年収はさらに高くなります!
その理由は、MRには以下のような加算があるから。
▼製薬会社の中でMRだけもらってる手当
・営業手当 5~7万円/月
・日当 4~6万円/月
あわせると毎月10万円以上のプラスに!
製薬会社の社員のなかで、
MR以外の職種でもなんらかの手当は支給されてることがあるけど
これだけ多くの額をもらってるのはMRだけでしょう。
大手製薬全体の平均年収は微増
製薬会社で働いてても、他の業界と同じでいろんな不安はあります・・
コロナの影響で年収下がってるんじゃないの?
日当も将来的に無くなるかもしれないんでしょ?
こんな風に感じることもあるかもですが
じっさいに、大手13社の年収の推移をみてみると・・
なんだかんだ言っても微増が続いている!!
6年間で25万円くらいアップ。
もっとも年収が落ちた製薬会社は『エーザイ』
2022年の最新の年収で
一番ダウンしたのが『エーザイ』です。
▼エーザイ 年収推移
・6年間で年収が120万円ダウン
1038万円(2016年度)⇒920万円(2121年度)
エーザイ 年収ダウンの理由は?
理由は『部門連動評価』の影響を受けたためと公表されています。
分かりやすく言うと、日本国内での売上が落ちたから。
相対的にエーザイ内での海外事業に比べ、国内事業がよくなかった。
だから、日本人の年収が落とされてしまった・・・
こんな感じですね。
次に年収ダウン額が大きいのは『塩野義製薬』
エーザイの次に年収ダウン額が大きいのは『塩野義製薬』です。
▼塩野義製薬 年収推移
・6年間で年収が70万円ダウン
927万円(2016年)⇒857万円(2021年)
塩野義の業績としては、良くも悪くもない状況。
最近では、新型コロナ治療薬の「緊急承認」が見送りになりました。
塩野義としては若干残念なニュースですね。
⇒2022年7月20日に再度審議される予定
出典:毎日新聞
年収が伸びてる製薬会社 TOP5
これらの会社は(住友ファーマ以外)すべて業績を伸ばせている勝ち組の製薬会社ですね。
▼年収伸びてる製薬会社 TOP5
1位 中外製薬 +202万円
2位 武田薬品 +90万円
3位 小野薬品 +51万円
4位 協和キリン +33万円
5位 住友ファーマ +50万円(これから不安要素あり)
※金額は2016年度から2021年度にかけての年収アップ金額です。
※アップ金額は4位協和キリンよりも5位住友ファーマのほうが上ですが
会社の状況から判断して協和キリンを上の順位にしてます。
年収が伸びてる製薬会社 第1位 中外製薬
年収が伸びてる製薬会社 第2位 武田薬品
▼武田薬品 年収推移
・常に1000万円を超える高値安定
・2016年から90万円アップ
武田薬品に関しては、このままの高年収が続くと予想されます。
・屋台骨である「エンタイビオ」という超大型製品の
後発品の参入が遅れている!っていうのが最も大きな理由です。
(2030年までエンタイビオは延命できると言われてます)
・さらに新型コロナワクチンの製造開始しました(2022年6月)
『組み換えタンパクワクチン』というこれまで色んなワクチンで使われてきた手法で
作られているので安心感があるといわれています。
年収が伸びてる製薬会社 第3位 小野薬品
▼小野薬品 年収推移
・唯一の6年連続上昇(毎年10万円ずつUP!)
・大黒柱の抗がん剤『オプジーボ』があります。
2030年くらいまで安泰な会社ですね。
年収が伸びてる製薬会社 第4位 協和キリン
▼協和キリン 年収推移
・2017年を底に連続アップ
・3期連続の増収中!今後も微増が続く?
協和キリン初の1000億円越えの製品が登場!?
準大手の協和キリンにもようやく1,000億円越えの
ブロックバスターと呼ばれる製品が登場しそうです。
それが「クリースビータ(低リン血症薬)」
・ヒト型抗FGF23モノクローナル抗体
・2022年目標は1150億円
こういった薬が育ってきているので
ここ数年の協和キリンの年収も安定感がありそうです。
年収が伸びてる製薬会社 第5位 住友ファーマ
▼住友ファーマ 年収推移
・準大手のなかでも安定した推移(6年で+50万円)
・最近少し伸びが鈍化
これから心配な住友ファーマ
ここ6年間で年収はプラス50万円。
一見いい感じに見える住友ファーマですが、これからが正念場です。
▼住友ファーマ 来年の試練
北米での「ラツーダ」の特許切れ
・抗精神病薬「ラツーダ」
・2023年 北米での特許切れ
・売上2,000億円
住友ファーマの売上の4割がなくなってしまうので
かなり業績は悪化することが予想されます。
もちろん経営陣もラツーダの北米特許切れは前々から分かってるので
対策は練っていますが、あんまり上手くいっていない印象。
今から2~3年後の住友ファーマの年収はかなり気になるところです。
☝協和キリンや住友ファーマなど、準大手の近未来についてはこちらの記事で
まとめ 年収が落ちてる製薬、伸びてる製薬【2022年最新版】
▼大手13社の平均年収は微増
6年間で25万円アップ
▼年収落ちてる製薬会社
エーザイ -118万円
塩野義製薬 -70万円
▼年収伸びてる製薬会社 TOP5
1位 中外製薬 +202万円
2位 武田薬品 +90万円
3位 小野薬品 +51万円
4位 協和キリン +33万円
5位 住友ファーマ +50万円(これから不安要素あり)
※金額は2016年度から2021年度にかけての年収増減額
☝就活生が気になる!製薬会社の初任給ランキングはこちらの記事で!