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目次
現役MR厳選!ホワイトな製薬会社トップ7&危険なブラック企業を一挙公開!
こんにちは、製薬MR10年のけいとです。
本日はこういった人に向けた内容です。
☑製薬会社のなかにもホワイト/ブラック企業ってあるの?
☑︎どの会社が残業が多いのかな?
【本日の内容】
製薬会社&医療機器メーカーへの転職/就活を検討される方必見
①残業が少なく年収が高い(コスパ良好)ホワイト企業 TOP7
②残業が多くて年収が低い(コスパ悪い)ブラックな企業
ぼくは大手製薬会社のMR(営業職)として10年、
今はMSL(学術のような職種)として、本社勤務しています。
▼製薬志望の就活生向けのセミナーや相談会もやっていて、たくさんの内定者と知り合ってきました。
実際に製薬会社へ入社した人の話や、ボク自身の経験から、製薬業界の実態を知ることができました。
そこで今回は、製薬業界におけるホワイト&ブラック企業を紹介します!
内定者の方からアドバイスが聞ける『就活相談会』の受付などをLINEを通じて行っています!
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動画では、さらに詳しく解説しています!
就活では情報が命なので、チャンネル登録をお忘れなく!
前提: 製薬&医療機器メーカーはホワイトすぎる業界!
基本的には製薬会社や医療機器メーカーはかなり残業が少なくてホワイトな業界。
ボクも実際に製薬会社で働いていますが、製薬会社は超絶ホワイト。
労働時間は厳しく管理されていますし
たまに休みの日の仕事をしたら、代わりに代休を半強制的に取らされます。
さらに、月に1回程度は有給を消化するように、注意喚起がされています。
なので、「残業時間多いのかな?」や「有給休暇とれるのかな?」っていうのはほぼ気にする必要はありません!
✓ここだけ気を付けて!たま~に存在するブラック企業の避け方
一点だけ、注意点。
それは、小規模な製薬会社は、わりとブラックな可能性もあるということです。
「小さい製薬会社の営業マンは、かなりプレッシャーかけられて精神的にもしんどい」
これだけはぜひ覚えておくようにしてください!
小規模な会社って?どうやって見分けたらいいの!?
とうぜん、こういった疑問もでてくるかと思います。
答えとしては製薬協のホームページで確認するのが一番です。
クリックしてもらうと、製薬協に加盟してる企業71社(2022年12月時点)がでてきます。
ここに書かれてる会社なら、ちゃんと業界ルールに則った経営がされてるはずなので、かなり安心はできます。
ご自身が内定を取った会社が、マイナーで小さい場合はぜひここで一度確認してみてください!!
残業が少なく年収が高い(コスパ良好)ホワイト企業 TOP7
それでは、ここからホワイト企業トップ7を紹介していきます。
ホワイトかどうかを決める指標は
「残業が少ないこと」「年収額」の2点のバランスです。
7位 科研製薬
残業時間:7.1時間/月 平均年収:798万円
科研製薬は、売上1,000億円の中小製薬。
主力品はクレナフィン(爪白癬治療薬)。
クレナフィン自体の売上200億円とそこそこ大きいけど
海外展開できるほどの規模ではないので、
いまいち殻を破り切れていない印象の科研製薬。
でも、2021年12月に変化がありました!
科研製薬は、120億円でベンチャー「アーサム社」を買収
・「ART-001」(難治性脈管奇形)
・「ART-648」(水疱性類天疱瘡)
これらがアーサム社がもっている薬の候補です。
もし、これらが上手く発売までこぎつけたら、ついにグローバル展開かもしれません。
これから飛躍するかもしれない可能性が秘めています。
6位 中外製薬
残業時間:9.3時間/月 平均年収:1,156万円
ホワイト企業の第6位は中外製薬です。
残業時間としては9時間強と、一般的な数字。
最大の特徴は、圧倒的な年収の高さ!!
コスパの面で考えると上位に食い込んできます!
年収についての紹介動画はこちらです
5位 日本新薬
残業時間:6.0時間/月 平均年収:806万円
5位は個人的におすすめ度の高い日本新薬です。
日本新薬の強みは「希少疾患」
・肺高血圧症治療薬『ウプトラビ』
・筋ジストロフィー『ビルテプソ』
さらに自社開発で、希少疾患の薬剤を販売できてる点も良いです。
最近は業績も好調で、新卒の採用人数も増やしているところなので
就活生は必見の会社です。
4位 塩野義製薬
残業時間:5.8時間/月 平均年収:857万円
第4位は、塩野義製薬。
「週休3日制」を製薬会社のなかで初めて導入したりと
ワークライフバランス重視で働きやすい会社として知られています。
3位 あすか製薬
残業時間:4.4時間/月 平均年収:760万円
3位は意外な会社です。
一般的にホワイト企業は大手であることが多いですが
かなり小さい規模の会社がランクインしてきました。
小さい規模といっても製薬協のホームページにはちゃんと載ってるのでご安心を。
年収も一般的には決して低くはないので、
ワークライフバランス重視で働きたい就活生は、あすか製薬を選択肢に加えてみてはどうでしょうか?
2位 アステラス製薬
残業時間:5.8時間/月 平均年収:1,064万円
第2位は、働きやすい会社として有名なアステラス製薬です。
かなり前から「金曜日は16時に帰ろう」っていう制度を作ったりと
残業時間や働く時間を減らすことには熱心な会社です。
仕事が忙しそうな内資系大手ですが
今回の集計では残業時間は少なめ(月あたり5.8時間)。
さすがに金曜日に16時にほ本社の社員の大半が帰っていたら
かなり労働時間は削られそうな感じがしますね。
ちなみにMRは16時退社制度の対象外なはずです。笑
その分、営業手当をもらってたりと、お給料は高いですが。
※アステラス製薬への就活で成功するために
高年収で好待遇なアステラス製薬への就職は難関です。
就職成功のためには、夏~秋にかけてのインターンシップが超重要。
くわしくは、「内定者がこっそり教えてくれた製薬会社MRの選考情報」で紹介しています。
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第一位は住友ファーマです。
残業時間は驚異の3.4時間です。
ほぼ残業なしですね笑
年収も900万円を超えてくるのでコスパの面では最強w
じっさいに、日本のホワイト企業500選にはずっと選ばれ続けています。
現役のMRから見ても、住友ファーマは働いている人も優しそう!たしかにいい感じです!
ワークライフバランス重視で働きたい人にはぜひおすすめの会社です。
ホワイト企業は分かったけど、入社するにはどうしたらいい?
ホワイトな会社は分かったけど、具体的にどうやったら就活の選考を勝ち抜けるの??
こんな風に感じる就活生も多いはず!
まずは各企業について詳しく企業分析をしましょう!
※本気で内定獲得を目指すなら”差別化”が重要
人気のホワイト企業には数万ものエントリーシートが送られます。
そのなかで勝ち抜くには、他の就活生との”差別化”が必須。
この方法に関しては、製薬会社の就活 徹底動画講義で紹介しています。
ここでは、志望動機の作成のヒントとなる各社の特徴的な取り組みなどを動画で解説しています。
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残業が多くて年収が低い(コスパ悪い)ブラックな企業
気をつけるべき① 残業時間が多めの『医療機器メーカー』
・オムロン
残業時間:16.9時間/月 平均年収:850万円
・日本光電
残業時間:20.4時間/月 平均年収:892万円
こちらの医療機器メーカーは残業が約20時間と多め!
とくに日本光電は年収はわりと高いけれど
今回集計で唯一の残業20時間越え!
医療機関メーカーは、製薬会社に比べると
残業に関するルールがゆるいのかもしれませんね。
気をつけるべき② 年収が微妙な『化学系メーカー』
・旭化成
残業時間:19.5時間/月 平均年収:751万円
・帝人
残業時間:12.6時間/月 平均年収:740万円
年収があまり高くはない化学系メーカー(医薬品も扱っている)も
あまりコスパとしては良くありません。
とくに今回紹介した全ての会社のなかで
年収と残業時間のバランスがもっとも悪いのが『旭化成』。
これは超意外な結果。
余談ですが、旭化成は住宅の販売もやっています。
住宅の営業は激務で残業が多いって聞くので
そのあたりが影響して残業時間が増えてるのかもしれません。
おそらく製薬部門は大丈夫!だと思いたいところです。
気をつけるべき③ 『残業の多め(?)の製薬会社』
・ツムラ
残業時間:14.5時間/月 平均年収:835万円
・小野薬品
残業時間:15.0時間/月 平均年収:947万円
一応、純粋な製薬会社のくくりだと
残業と年収でコスパがもっとも悪いのはツムラ。その次が小野薬品。
なんとなく2社とも伝統的な日本企業で、早く帰りにくい雰囲気があるのかなって思ちゃう会社ですね。
完全に偏見ですが。
補足 知っておいてほしい事実
『忙しそうに見える製薬大手。だけど実はコスパは良い』
こちらの2社の数字を見てもらえばわかるように
一見忙しそうに感じる内資系大手ですが
じつはそこまで残業時間は多くありません。
・第一三共
残業時間:14.2時間/月 平均年収:1,095万円
・武田薬品
残業時間:13.9時間/月 平均年収:1,105万円
年収もかなり高いので、コスパ的にはかなり良いですね。
まとめ 現役MR厳選!ホワイトな製薬会社トップ7&危険なブラック企業
こちらが今回集計した全26社のデータになります。
上位にくるほど、残業時間を年収のバランスが悪くて
コスパが悪いブラック企業になります。
年収の割に残業の多いコスパの悪いブラック企業ランキング
※月平均の残業時間は企業公表のデータ。
年収は有価証券報告書より2022年最新の年収を参照
まとめ ▼残業時間と年収のバランスが良いホワイト企業
1位:住友ファーマ
2位:アステラス製薬
3位:あすか製薬
4位:塩野義製薬
5位:日本新薬
6位:中外製薬
7位:科研製薬
▼気を付けるべき?ブラックな企業
・医療機器メーカー(オムロン、日本光電)は残業時間が多め。
・一番残業と年収のバランスが悪いのは「旭化成」
・製薬専業メーカーで気を付けるべきは「ツムラ」と「小野薬品」