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【薬学部 就活始める人】製薬会社MRの選考でまず押さえるべき3選
こんにちは、今日もMRの就活について考えていきましょう。
本日は就活をこれから始めるビギナー向けのお話です。
(薬学生くん)
理系だとMRの就活って有利なのかな?
特に薬学部だと文系学部よりも圧倒的に有利な気がするけれど・・・
だけど、文系や体育会系の人のノリの良さにはかなわない気がする。営業だからノリの良さも重視されるのかな?・・
本当のところはどうなの?
【この記事で得られるメリット】
製薬会社MRを目指すなら、薬学生が最初に知っておくべき大前提が理解できる!
ボク自身も薬学生としてMRを第一志望に就活しました。
就活って誰でも最初は不安になると思います。ボクもそうでした。
でも、せっかくなら薬学生としての強みを生かしながら就活を乗り切って欲しいと思います!
そのうえでまず大前提として知っておいてほしい最初のステップを今日は紹介します。
薬学生 就活を始める時に知っておいて欲しい3選
ここから一つずつ解説していきますね。
①コミュニケーション力やノリの良さをよりも大事なことがある
コミュニケーション力やノリの良さをよりも大事なことがある
薬学生の方にまず第一お伝えしたいことがあります。
それはコミュニケーション力やノリの良さをよりも大事なことがある!
よくある間違い↓
コミュニケーション力が足りないからMRはムリかも・・・
こんな風に考えてしまっている人は考えを変えてほしいと思います。
ミュニケーション力やノリの良さなど、なんとなく文系の学生さんには勝てそうにないから大丈夫かな?
こういうのって薬学生が抱きがちな不安の代表格なんですよね。
でも、これに関しては全く問題ありません。
たしかにコミュニケーション力は大事なんですが、
いまMRに求められているのは、それよりも『知識を自分から能動的に勉強していけるか?』です。
『知識を自分から能動的に勉強していけるか?』がなぜ大事なのか?
その理由は、MRは会社が与えてくれることだけ勉強していても
医者から認められるようなレベルになかなか到達できないからです。
ちょっと考えてみてほしいんですが、毎日毎日、お医者さんは患者さんを診ています。
MRはそれはできないので、勉強としてちょっとでも知識で追いついていかないといけません。
なんで、能動的にどれだけ知識を付けられるかって大事です。
そして、能動的に勉強していき医師から認められるレベルになれば、
多少コミュニケーション力に難があっても医者からは認めてもらえます。
(一応営業なんで、最低限の礼儀なんかはもちろん必要ですが ^^)
たとえば、ボク自身の例でいうと
ボクは、もんまり営業トーク的な話は苦手です。
でも、営業トークが上手くできなくても、医師との関係を築くことはできます。
ある時、なかなか心を開かない怖い女医さんに新薬の紹介ををする機会がありました。
はじめての一回目の面談で「話は聞いてもらえないだろうし、怒られないようにしよう」と思って、勉強だけはしっかり準備して面会に臨みました。
そしたら、その怖い先生はこちらがある程度知識をもっていることを理解してくれて、
話を聞いてもらえないどころか、1回目の面談なのに40分くらい質問攻めにしてくれて、とても盛り上がりました。
ボクの経験上、こんな感じの事例は結構あって、
しっかり勉強しているかどうかってプロであるお医者さんからしたらすぐに分かってしまうと思います。
逆にしっかり勉強してることが伝われば、結構なんとかなるもんです ^^)
あなた自身が買い物するときに置き換えて考えれば、更に分かり易いと思います。
家電量販店とかで、たとえばパソコンを買いたくて店員さんに詳しく教えてほしいと思って話しかけたのに、
店員さんからノリノリの営業トークされたらウザくないですか?
そんなわけで勉強することは大事。
そして会社が与えてくれる知識だけだと不十分なんで、
いかに能動的に勉強できるか?
これって超大事です。
(薬学生の方は、他の学部の人よりも得意なんじゃないでしょうか?)
なんで、コミュニケーション力やノリの良さは二の次だと思って大丈夫ですよ。
②薬学部の学生の割合が増えていることを認識しておく
薬学部の学生の割合が増えていることを認識しておく
世の中には「薬学部であればMRの就活は楽勝!!」
みたいな記事がありますが、これにはちょっと違和感を感じますね…
注意してくださいね。
たしかに、こんなネット情報って薬学生からのウケは良いと思うので、ボクもそう言いたいところなんですが・・・
でも、現実とはかけ離れていると思うんで
これを読んでくれているあなたのために真実をご紹介します。
現実的には、そんなに単純ではなく「薬学部だから有利」なのではなく
『薬学生としての強みを就活で発揮できたら有利!』
これが真実じゃないかと思います。
もし「MRの就活は楽勝!」と思っている薬学生の方がいたら、まず最初にマインドチェンジをしておいたほうがいいですよ。
じゃあ、薬学部卒はMRを目指すうえでメリットはないの?
全くそんなことはありません。
単純に「薬学部だから」という肩書だけではあまりメリットはないですが、
薬学部だからこその経験やマインドは十分に武器になると思っています。
具体的には、薬学部だからこそ勉強している事、経験出来る事、
そして何より薬が好きだという熱意は他の学部の学生に勝てる部分です。
これが『薬学生としての強み』ではないでしょうか。
また、実際に新入社員の子と話す機会もありますが、薬学卒の割合はかなり高いです。
だいたい半数くらいでしょうか。
なので、単純に『薬学部だから』というだけでは差別化にはなりません。
裏を返せば、薬学生としての強みを生かして、多くの薬学生が入社してきているということもいえますね!
こちらの記事でも薬学部の学生が有利になる部分を紹介していますので参考にしてください。
③大病院を担当する事を前提に志望理由を考えよう
大病院を担当する事を前提に志望理由を考えよう!
開業医さんを担当するのではなく
最初から大病院を担当するイメージで就活にMRの志望理由を考えましょう!
少なくとも「数年後には大学病院を担当したいという意思を示す」ことは大事です。
会社として大学病院は大事な営業先です。
なぜなら、その地域の中核であり大きな影響力をもっているからです。
そんな大学病院には各社エース級の人材を送り込みます。
要は大学病院は会社にとってめちゃくちゃ重要なお得意様といった感じ。
そして、就活生として非常に大事なのは
「早く大学病院の担当者になりたい!そして専門性の高い薬剤を大学病院で普及させていきたい!」と主張することです。
その理由は2つです。
1つ目は、大学担当者になれる人材を会社が求めているから
2つ目は、「大学病院の担当者になりたい」と主張するには、他の学部の学生よりも薬学生の方が現実味があるから
もう少し詳しく理由を説明すると
大学病院では専門性の高い治療を行っているのでMRが担当する薬も専門性が高くなります。
反対に、たとえば開業医を担当するMRだと、そこまで専門性が問われない薬を扱うことになります。
そしてこの開業医担当のMRは現在リストラ(早期退職)の対象になってしまっています。
嫌な表現ですが、
製薬会社側からすると「開業医担当になりそうな人材は最初からいらない」という状況なわけです。
なので、実際に働き始めてから何を目指すかはさておき、
就活の面接時の基本戦略は
「MRとして成長して早く大学病院を担当できるようになりたい!」
このように主張すべきです!!
そして、実際に大学病院の担当者になると、専門性の高い薬剤を扱うことになるので
他の学部よりも薬学生の方が「専門的なく薬を担当したい!」と言う気持ちを面接官に伝えやすいと思います。
薬学生としての強みを生かして就活を乗り切ってください!
製薬会社の就活では薬学生がやはり有利だと思います。
なので、今回挙げたようなポイントを意識してもらえればと思います。
繰り返しになりますが、「薬学部卒」であること自体は就活ではメリットにはなりませんが、
薬学部で得られた経験とかマインドみたいなものが有利に働きます。
ぜひ、そのあたりを活かして内定をゲットしてください!